絶対にしてはいけない叱り方 その1
子供の教育上、叱らなければならない場面が必ず出てきます。
言う事が聞けない時、他人に迷惑をかけた時など
大きい問題から小さい問題まで様々な場面があるかと思います。
そんな時、親として絶対にやってはいけない事があります。
それは感情的に叱ってはいけない・説明なしに叱ってはいけない、この2点です。
■感情的に叱ってはいけない■
ついカッとなって感情を出してしまう気持ちも分かりますが、
そこは一度グッとこらえて冷静になって怒って下さい。
大声を出さずに、話し掛けるように淡々と怒れと言う訳では決してありません。
注意しても分からない時には怒鳴って抑制させる事はケースバイケースで必要です。
感情が高ぶってしまって怒鳴りつける、という事ではなく、
普通に注意しても言う事を聞かないから1つの手段として大声で叱る、
というニュアンスで受け取って下さい。
あまり言う事を聞かない性格のお子さんの場合だと、毎回大声で怒鳴られても
それに慣れてしまって効果がなくなる可能性があります。
私の幼稚園の時のママ友でもいらっしゃいました。
幼稚園から帰る時間になっても、なかなか遊ぶのを止めないお子さんに対して
「早く帰るわよ!」と毎回のように怒鳴り散らしてましたが
当の子供はまったく聞く耳持たずでした。
要はその時々で上手に使い分けて怒る事が大切なんですね。
逆にすごく真面目な性格の子供の場合だと大人の感情的な怒りは
必要以上に恐怖を与えて、それがストレスに繋がってしまいます。
感情に任せて怒ってしまうと子供は「自分は親にとって必要ないんだ。愛されてないんだ」と
歪んだ精神状態を持ってしまいます。
問題のあるお子さんがいるご家庭では、「親の愛情を受けずに育った」場合が多く、
その原因の1つとして叱り方が悪かった事も可能性として充分に考えられます。
続く
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